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2024/11/22
第五十五回明治神宮野球大会 第4日 見どころ!
新チームになって最初の全国大会となる高校の部は各地区優勝校10校が出場。
4年生にとって学生野球最後の大会となる大学の部は代表決定戦・秋季リーグ戦を勝ち抜
いてきた11校が出場する。
スカイAでは全試合を生中継‼
第4日
高校の部
第1試合(準決勝)
横浜高(関東地区)vs東洋大姫路高(近畿地区)
関東王者と近畿王者の楽しみな一戦。土曜日の神宮は多くの観客でにぎわいそうだ。
横浜は右腕・織田翔希(1年)が初戦で明徳義塾を完封。中1日でもう一度先発するか、それ
とも背番号1の左腕・奥村頼人(2年)を持ってくるか。守備ではサード・為永皓(2年)が次の
プレーを想定した見事な送球で失点を阻止した。堅い守りで投手陣を支えたい。
東洋大姫路のエース・阪下漣(2年)が1回戦での先発に続き2回戦もリリーフ。
試合後には「一番対戦してみたい相手が横浜高校でした」と目を輝かせながら話した。横浜で印象に残
る選手に1番・阿部葉太(2年)を挙げ「1番打者で初回に対戦すると思うので強気で攻めた
い」と意気込む。攻撃では犠打で得点圏に進めて相手守備陣にプレッシャーをかける形が
うまくできており、横浜としては四死球などで無駄な走者を出さないようにしたい。
第2試合(準決勝)
広島商業高(中国地区)vs敦賀気比高(北信越地区)
神宮大会初出場で初勝利の広島商は左腕・徳永啓人(2年)が8回4安打無失点と好投。9回の1
イニングをリリーフした右の大宗和響が準決勝での先発か。攻撃では盗塁など攻めの姿勢
が得点につながった。主将の西村銀士(2年)は、「相手はすごく良いチーム。負けないよう
に、広商らしい野球をしたい」と抱負を語った。
敦賀気比は初戦で1番・岡部飛雄馬(2年)、4番・小林拓斗(2年)の2人が本塁打を放つなど11
安打11得点と打撃好調。投手陣も左の管田彪翔(1年)、右の五十子李壱(1年)の2枚看板に加
え、同じ1年生の右腕・中川瑛心も経験を積み、3本柱になりつつある。
大学の部
第3試合(2回戦)
早稲田大学(東京大学野球連盟)vs環太平洋大学(中国・四国三連盟)
高校・大学合わせて21校で最後の登場となる早稲田大学。リーグ戦では最終週の慶應義塾
大学戦で連敗し、14年ぶりとなる優勝決定戦で明治大学に勝ち神宮大会へのキップを掴ん
だ。優勝決定戦で完封したエース・伊藤樹(3年)はリーグ戦8試合を投げて6勝1敗。慶應義
塾大学戦以外は安定した投球を見せた。エースを13試合で失策4の守備陣が支える。打線
は1番・尾瀬雄大(3年)、日本ハム5位指名の2番・山縣秀(4年)、楽天5位指名の3番・吉納翼
(4年)、主将の4番・印出太一(4年)、5番・前田健伸(3年)までが固定。優勝決定戦で2打点の
6番・小澤周平(3年)も好調。
この強力打線に楽天ドラフト2位指名の左腕・徳山一翔(4年)ら環太平洋大学の投手陣が立
ち向かう。徳山は初戦では3番手で登板し、4回を投げて5三振を奪った。来年からチーム
メートになる吉納との対戦も楽しみだ。打線は1番・猿渡颯(4年)が2安打と好調。早稲田大
学の伊藤から先制点を取って投手陣に勢いをつけたい。