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2024/11/18 新着情報
第五十五回明治神宮野球大会 第1日目 第3試合・第4試合見どころ!
第五十五回記念明治神宮野球大会が20日に開幕。
新チームになって最初の全国大会となる高校の部は各地区優勝校10校が出場。
4年生にとって学生野球最後の大会となる大学の部は代表決定戦・秋季リーグ戦を勝ち抜
いてきた11校が出場する。
スカイAでは全試合を生中継‼


第1日目
第3試合(1回戦)

福岡大学(九州三連盟)vs日本体育大学(関東五連盟第二代表)
福岡大学の2年生エース・朝吹拓海は九州代表決定戦準決勝で東海大九州キャンパスの右
腕・廣池康志郎(ロッテドラフト5位)に投げ勝ち、2安打11奪三振で完封。視察したNPBス
カウトも「ピッチングがうまくこれからが楽しみ」と評価した。春の大学選手権では初戦
で6回4失点で敗戦投手となり悔しさを味わっただけに、秋の自信を胸に全国大会初勝利を
掴みたい。春で引退した4年生が多い中で、秋までの残った3番・田中颯悟、4番・長田雄
生の4年生2人が攻撃の支柱。2人とも九州代表決定戦2試合連続で安打を放っており、学生
最後の全国大会でも暴れまわる。
昨年ベスト4の時と同じ関東五連盟第二代表での出場となった日本体育大学は、オリック
ス2位指名の右腕・寺西成騎(4年)が大黒柱。関東代表決定戦では初戦と準決勝で先発し、
ゲームを作った。寺西と4年間切磋琢磨してきた右腕・箱山優(4年)、リーグ戦4勝で関東代
表決定戦でも2勝を挙げた右腕・篠原颯斗(3年)も控え、投手層は厚い。
打線は1番・小林聖周が関東代表決定戦4試合全てで安打を放ち敢闘賞を受賞。春まで主将
を務めた4番・南大輔(4年)は準決勝で本塁打を放った。昨年の神宮大会で2打席連続本塁
打を放った酒井成真(2年)は今年も好調で、層が厚い投手陣を援護したい。

第4試合(1回戦)
佛教大学(関西五連盟第二代表)vs創価大学(関東五連盟第一代表)
関西代表決定戦では1回戦で敗れながら敗者復活を勝ち上がり、第二代表を掴んだ佛教大
学。大阪商業大学から9回に逆転した粘り強さが持ち味。主将の七條太一、4番・岡野翔海
ら4年生が引っ張るが、第二代表決定戦で4安打を放った鳴坂颯友(1年)など下級生も力をつ
けている。投手では190センチ右腕・赤城晴哉(3年)が軸になり継投で勝負する。目標の全
国ベスト4へ向けての大事な初戦となる。
創価大学は関東代表決定戦で2試合連続延長タイブレークを制した。初戦で本塁打を貼末
などの活躍で代表決定戦のMVPを獲得した立石正広(3年)は今年の大学日本代表でも中軸
を任されたスラッガーで、来秋ドラフト上位候補の声も挙がる。3試合連続で安打を放っ
た1番・大島正樹(3年)は母校の敦賀気比も高校の部で出場している。
投手陣は下級生時から切磋琢磨してきた左腕・田代涼太(4年)と右腕・森畑侑大(4年)のWエ
ースを中心に、代表決定戦全てリリーフでの勝利投手となった齋藤優羽(3年)が後ろに控え
る。神宮の第4試合は寒さとの戦いにも注目だ。

(スポーツライター・松倉雄太)
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