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2023/11/19
第54回明治神宮野球大会・第5日見どころ!
【作新学院vs関東第一】
初戦を延長タイブレークで勝った作新学院はエースの小川哲平(2年)が9回まで投げたため、別の投手の先発が予想される。右サイドの石毛虹晴(2年)らでつなぎ、打線が1点でも多く取って投手陣を援護したい。
大阪桐蔭を破り勢いに乗る関東第一はチーム打率.348と打線が好調。中でも5番・熊谷俊乃介(2年)は大阪桐蔭戦で本塁打を放つなど、6打数4安打4打点と当たっている。投手陣は坂井遼(2年)、大後武尊(2年)、畠中鉄心(2年)の3投手がすでに神宮のマウンドを経験しており、誰が投げても試合を作れる。
関東と東京の対決。来春センバツの関東・東京のラスト1枠を争う上でも注目の一戦となりそう。
【星稜vs豊川】
星稜は1回戦で左の佐宗翼(2年)、2回戦で右の道本想(1年)のダブルエースが先発。順番通りなら佐宗の番だが、山下智将監督が誰を立てるか?攻撃では2試合でチーム打率は.211だが、盗塁が5と足を使った攻撃を展開できる。
豊川は初戦で延長タイブレークの末に逆転サヨナラ勝ち。3番・モイセエフ ニキータ(2年)には相手バッテリーも警戒するため、2番・高橋賢(2年)、4番・中村丈(2年)が得点のポイントになりそうだ。
【富士大vs青山学院大】
初戦から中2日空いた富士大。2回戦では左腕・佐藤柳之介(3年)が完封しただけに、他の投手の先発が予想される。今季好調の角田楓斗(1年)、春の大学選手権で経験を積んだ安徳駿(3年)、新川俊介(2年)らの投手陣でつなぎたい。
青山学院大は2回戦で登板がなかった常廣羽也斗(4年/広島ドラフト1位)の先発が予想される。打線は3安打の1番・中島大輔(4年/楽天ドラフト6位)、本塁打を放った西川史礁(3年)ら打線は好調。
両校は春の大学選手権準決勝で対戦し、この時は青山学院大が快勝した。富士大としてはリベンジに燃える。
【日本体育大vs慶應義塾大】
日本体育大は2回戦で箱山優(3年)が128球を投げたため、準決勝では寺西成騎(3年)がある程度長いイニングを投げることが予想される。打線は2打席連続本塁打を放った酒井成真(1年)が好調。
慶應義塾大は左腕・森下祐樹(4年)、右の谷村然(4年)の最上級生投手が登板するか。2回戦で本塁打を放ち気をよくする捕手の宮崎恭輔(4年)がどのようにリードをするか注目だ。
(スポーツライター・松倉雄太)