新チームになって最初の全国大会となる高校の部は各地区優勝校10校が出場。
4年生にとって学生野球最後の大会となる大学の部は代表決定戦・秋季リーグ戦を勝ち抜
いてきた11校が出場する。
スカイAでは全試合を生中継‼
第3日
第1試合(2回戦)
二松学舎大附高(東京地区)vs東洋大姫路高(近畿地区)
二松学舎大附は東京大会6試合の打率が.403と打撃絶好調。中でも市原勝人監督が「キー
マン」と期待する1番・入山唯人(2年)は6試合全てで安打を放つなど28打数14安打。半分
の3試合で3安打以上を放った。ほかにも3番・宮本修祐(2年)、6番・花澤莞爾(2年)、7番
・熊木涼太(2年)の2人も6試合全てで安打を放っている。東京決勝でサヨナラスクイズを決
めた根本千太郎(1年)は出場しないときはベースコーチとしてチームを鼓舞するムードメー
カー。彼の声にも注目だ。投手陣は背番号11の河内紬(2年)から背番号1の及川翔伍(2年)
へのリレーが必勝パターン。
東洋大姫路は1回戦を10安打10得点で5回コールド勝ち。高校初本塁打を放った5番・高畑
知季(2年)は「ホームランボールは寮の部屋に飾りたい。いつも応援にきてくれる両親」に
も見せたいと笑顔で話した。1番・渡邊拓雲(2年)も2安打と好調で2回戦でも打線がつなが
るか。エース阪下漣(2年)は5回を投げてわずか44球。中1日で再び先発するか、それとも左
腕・末永晄大(2年)ら他の投手陣が登板するか?
第2試合(2回戦)
東海大札幌高(北海道地区)vs広島商業高(中国地区)
夏の甲子園優勝6度を数える広島商は神宮大会初出場。中国大会では準々決勝で左腕・徳
永啓人(2年)が開星を1失点に抑え完投。準決勝と決勝では徳永が先発でゲームを作り、背
番号1の右腕・大宗和響(2年)がリリーフした。東海大札幌が1回戦で左投手に苦しんだだけ
に徳永がどのようなピッチングができるかがポイントになりそう。攻撃では主将の西村銀
士(2年)が中国大会全4試合で安打を放っている。
東海大札幌は1回戦で1回に4番・太田勝馬(2年)のタイムリー三塁打などで挙げた3点を守り
切った。先発した左腕・矢吹太寛(2年)が58球、2番手の右腕・高橋英汰(2年)は49球。無失
点でつないだWエースが中1日でもう一度躍動するか。